教育を語らないでほしい

こんばんは、ミュウです。

7日に、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県で2回目の非常事態宣言が出されました。
しかし、前回の非常事態宣言とは違い、休業要請はなし。
飲食店やカラオケ店などに20時以降の営業自粛を要請し、協力店には協力金を支給するだけで、演劇や映画などの密室になるところに対してはお願い程度で協力金もなし。
20時以降の外出を控えるように言うだけで、強制力は伴わない。
海外でも感染拡大しているのに海外からの入国者を制限しない。
それに、感染拡大して感染防止対策の重要性が言われている中、街中にはマスクを外して歩いたり不適切なマスクの着用方法だったりする人々が多くいたりして、個人単位では感染防止に対する意識の低さが露呈していたのです。
今年の箱根駅伝でも、沿道での応援を自粛するよう言われていたのに、2日間で約18万人が沿道に詰めかけたという発表もありました。
「日本人だから規律ある行動を取る」「周りのために自分のやりたいことを我慢しよう」などという昔ながらの日本人の良さは、もはや期待できないのです。
それなのに、いまだに国民に「協力をお願いする」などという甘いことを言っている政治家。
とてもではありませんが、本気で感染を収束させようとしているとは思えません。

さて、今回の緊急事態宣言では、学校を休校とする措置は見送られました。
それを批判したのが、教育評論家の尾木直樹氏
「尾木ママ」とも呼ばれている、オネエ口調で教育を語るあの方です。

尾木氏は、学校を休校にしないことに対して、学習内容の遅れが出るから、オンライン学習の環境を整えていないから休校にできないんだと主張し、休校にしない政府を猛烈に批判しています。
尾木氏のように、この感染が急速に拡大している中で休校にしないことを批判する方々はいます。

しかし、この尾木氏の批判に矛盾を指摘する声があります。
尾木氏は去年2月、安倍前首相が学校を一斉休校にしたことについて、尾木氏は学校を一斉休校にすることを批判していたのだそうです。
そしてその理由として、教育現場の混乱保護者の負担を挙げていたのだとか。
それなのに、今回は一斉休校にしなかったことを批判し始め、しかも教育現場の混乱などお構いなしに
「オンライン学習の整備が遅い!」
などと言い、子どもたちの感染を心配している保護者には
「保護者の気持ちがわかる」
などといって、学校に通わせることを批判し始めているのです。
学校を休校にすれば保護者の負担が増えるといって去年2月の一斉休校を批判していた人が、です。
その他にも、前回の一斉休校で、(安倍前首相が思い付きのように突然一斉休校にしたことを批判したものは除き、)世間で
「学校を一斉休校にする必要はない」
「家にいて精神を病んだり体を動かさずに運動能力が落ちたりしてしまう」
「子どもが家にいると保護者の負担が大きくなる」
などと、一斉休校にしたこと自体を批判する声がかなり多く出ていたのです。
今回の非常事態宣言で学校を一斉休校にしないことを批判する人は、そのような意見を持つ人も多くいるということに目を向けず、自分の意見を押し通そうとしているか、とにかく政府を批判したいだけのように私は見えます。
現に、前回の一斉休校によって問題になった、家にずっと子どもを居させることに対する保護者の負担や、子どもたちに起こった変化などを考え、「一斉休校にならなくて良かった」という方も沢山います。

それに、学校がオンライン化しても、各家庭でオンラインの環境が整っていなければ、十分なオンライン学習ができないことも、尾木氏は知らないのでしょうか?
国が全家庭のネット環境を整備し、オンライン授業が平等に受けられる環境を整備することがどれだけ難しく、労力も資金も必要か、尾木氏にはわからないのでしょうか?
また、教育現場で働いていればわかるはずですが、オンラインよりも対面の方がはるかに質の良い教育ができるので、教育現場を知る人であれば、オンライン授業はできるだけやるべきではないと思う人が圧倒的に多いでしょう。
そして、対面授業ができるように換気や消毒作業などを徹底したり、学校行事のキャンセルで思い出作りができないとなると代替行事の考案などもしたりという苦労はありますが、一斉休校になれば家庭で行う課題の用意や、生徒の状況を把握するために電話連絡や家庭訪問、授業進度の計画変更作業などを行わなければなりません。
オンライン授業にすれば、普段とは違う授業形態に対応するための授業準備が必要になりますし、子どもたちの反応が直接感じられないので、理解度や定着度を把握するのが難しくなり、教育の質は下がります。
どれになっても教員には多大な負担を強いることになるのに、現場の教員たちがどれだけの苦労をしているか、尾木氏は理解しようともしないのでしょうか?
尾木氏は、「オンライン」という、いかにも先進技術のような言葉に魅力を感じているだけのように見えますし、教育評論家を名乗っていながら、教育現場のことを何もわかっていないように見えます。

そもそも、私は尾木氏を教育者とは見ていませんでした。
尾木氏の様々な発言が、子どもたちや保護者のウケが良いものばかりになっていて、教育現場のことなど考えていないものがあまりにも多いと感じていたからです。
その中の1つが、このブログでも書いた地毛証明書です。
(その記事はこちら
尾木氏は地毛証明書について、人権侵害だと批判しているそうです。
しかし、ブログにも書いたように、地毛証明書は黒髪以外の髪色の生徒を差別するためのものではなく、染髪を疑われないようにするための証明書であり、教員が染髪を注意して校則を守らせるための指導をしやすくするためのものでもあります。
生徒を守るためのものであり、教育現場で指導に苦労している教員のためにもなるという視点が尾木氏にはありません。
そのような証明書を発行されることに不満を持つ生徒や、自分の子どもがそのような対応をされて不快に思っている保護者にウケる主張をしているだけのことだと私は思います。

このように、「実際の教育現場のことを何もわかっていないんだな~」と感じるようなことを尾木氏が言っていることは結構多くあります。
ですから、今回の一斉休校見送りについての尾木氏の批判についても、私は「また言ってるよ」というくらいにしか見ていません。

私は実際に教育現場を経験している者として、このような教育現場の苦労を知らない人間、一部層にウケる発言をする人間には教育者を名乗ってほしくありません。
尾木氏には教育を語らないでほしいです。



それでは今回はこれで失礼します。

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