定期テストと模試

こんばんは、ミュウです。

新型コロナウイルスの影響でかなりの配慮が必要だった夏期講習も終わりました。
しかし、毎年のように講習後は、後遺症のように日中の眠気や疲れが続き、かなり日常生活に支障が出ます。
そんな中、日曜だというのに仕事です。

さて、今回の話題は定期テストと模試についてです。

中学生になると、学校のテストとは別に民間業者による模試がある都道府県が大半だと思います。
埼玉県の場合は北辰テストという模試があり、中学3年になると埼玉県の90%以上が受験すると言われています。
それによって私立高校の合否にかなり影響してくるので、「受けるかどうか」を選択するというよりは、「受けないと私立高校入試に不利になる」というくらいの扱いになっていて、そこまでの扱いになってくると、北辰テスト主催の北辰図書と私立高校の癒着がかなり気にはなりますが……
(癒着については別の内容で以前の記事でも書いたことなので、今回は割愛します。)

学習塾で生徒の成績を見ていると、学校の定期テストや通知表の成績と、北辰テストなどの模試の成績が比例しない生徒が少なくありません。
例えば、通知表では5教科オール5を取っているのに模試の偏差値が60に満たず、同じ学校で通知表がオール4なのに模試の偏差値は65程度ある、などです。
そのため、学校では通知表の成績を基準にして進路指導を行って志望校を決定しようとしても、学習塾では模試の成績を見て「その志望校じゃ無理がある」と判断することもありますし、その逆で「この志望校じゃかなり余裕がある」と判断することもあります。

そのようなことが起こる理由はいくつか考えられますが、特に多い2つの理由があります。

1つ目は、勉強の仕方の問題です。

定期テストは学校の授業や教科書の内容がどれだけ理解できているかを見るテストです。
毎回「ここからここまで」と、そこまで広くない範囲が指定され、その範囲に対応している内容を勉強することでテストに臨みます。
(始まりを指定せずに「ここまで」と範囲を指定するやり方をすることもありますが、そのような場合でも新規の学習内容の配点を大きくしているものです。)
そのため、短期間で集中的に勉強し、一時的にでも知識を頭に入れれば、それなりの点数は取れてしまいます。
一方で模試は、過去に学習した内容がどれだけきちんと身についているか、学習した内容をどれだけ応用できる力があるかを見るテストです。
「ここまで」と出題範囲が指定され、そこまでに学習した広い内容から平均的に出題されます。
長く知識を身に付ける必要があり、それを応用する力も試されるため、短期間で集中的に勉強するだけではなかなか対応できません。本来は。

ですから、学校の定期テストの成績が良くても模試の成績が良くないという人は、短期的な勉強はできていても、テストが終わるとすぐにテスト対策で勉強したことを忘れてしまったり、学校で教わったことくらいはできても、それを応用した初見の問題には対応できなかったりすることが多いです。
逆に、学校の定期テストの成績はそこまで良くなくても模試の成績は良いという人は、長期的に考えた勉強は比較的できていて、初見の応用問題に対応する力はあっても、短期的な集中力や決められた範囲を集中的に勉強することができていない(≒定期テスト前の勉強量が足りない)ことが多いです。

2つ目は、指導する側の問題です。

模試を受ける受験生になると、多くの人が学習塾に通っています。
このブログでは散々書いてきていますが、その学習塾での指導の仕方が問題なのです。

上にも書いたように、本来模試は長期的な記憶・知識や応用力を見るテストであるはずなのに、学習塾では良い成績を取らせるために、模試の対策をして定期テストのような短期的な勉強を繰り返しさせています。
埼玉県の場合では、本来コピーなどの複製禁止であるはずの北辰テストの過去問を、学習塾では(恐らく無断で)どんどんコピーして生徒に配布し、何年分も生徒に解かせて傾向を掴ませ、北辰テストの対策をしているところはかなり多いです。
(北辰テストの過去問のコピーについては、以前の記事「不公平なテスト」を参照してください。)
そのため、学校の定期テストと模試の成績の差が、その生徒に合った問題傾向かどうかに直結していることもかなり多く見られます。
つまり、

定期テストはこの先生の作った問題が自分に合わないから点数が取れない。
模試は過去問を解いていて慣れているから点数が取りやすい。


などという、その生徒の力以外の要素でテストの結果が左右されてしまうことも多いのです。
これでは本来の定期テストや模試の意味が失われてしまっているのですが、今の時代、それでも結果が良ければ良しとする価値観になってしまっているので、それが質の低い教育の蔓延に繋がっています。

学校の定期テストと模試の成績の差が大きいと悩んでいる方は、ぜひ勉強の仕方や通っている学習塾の指導の問題をもう一度考えてみてください。

そして最後に。

今日(正確には昨日9/6)は、埼玉県では北辰テストがありました。
受験生にとってみれば、夏休みが終わって最初の北辰テストで、夏休みにどれだけ頑張ったかの結果が出るテストとして気合が入っていたことでしょう。
また、この時期の北辰テストの結果は、私立高校の相談会で担当者に見せることで入試で事実上の合格が貰える(学習塾業界では「確約」とまで呼ばれます)のに使えるため、事実上の私立高校入試となってしまっています。
しかし、勉強してすぐに結果につながる教科と、すぐには結果に表れない教科がありますし、力はついていても、出題内容やその日の調子によって力が発揮できないこともあるでしょう。
ですから、1回の結果だけで一喜一憂しすぎないようにしましょう。



それでは今回はこれで失礼します。

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