当たり前だと思ってはいけない

こんばんは、ミュウです。

今年もあとわずかになりました。
相変わらず冬期講習に追われ、家でも仕事に追われる日々のまま年末を迎えてしまいました。
プライベートもなく、身を削るようにして過ごす日々に嫌気が差してきます。

さて、恐らく今年最後の投稿になりますが、今年も数々の腹立たしいことがありました。
その中でも1番言っておきたいことが、生徒や保護者、そして世間が「当たり前」だと思っていることが、本当は当たり前ではないということです。

1つは、「塾なんだから成績を上げる」ということです。
成績を上げるのが塾の仕事というのはごもっともですが、全員の成績を上げられるわけではありません。
私が思うに、塾が成績を上げる責任を負うのは、塾の指示に従い、成績を上げる意欲を持つ生徒に限定されるべきではないでしょうか。
授業をまともに聞いていません。
それどころか授業妨害をしています。
宿題をやってきません。
塾の指示も聞かず、ルールも守りません。

そんな生徒がいたとしたら、その生徒の成績が上がらない原因を塾が負うべきなのでしょうか?
その生徒の成績を上げるために手をかけ、その分他の生徒に手がかけられなくなっても、それが正しい対応だと言えるのでしょうか?
他の生徒と同じように授業料をいただいていたとしても、私にはそのような対応が当たり前だとは思いません。
しかし生徒や保護者、世間では、それが当たり前だと思っている人が多いでしょう。

そしてもう1つは、授業以外のサービスについてです。
学習塾では、生徒の質問対応や清掃、プリントや教材の作成など、授業以外の業務が多くあります。
そのサービスが当たり前だというのは、労働者としては非常に腹立たしく感じます。
なぜなら、ほとんどの学習塾、ほとんどのケースで、そのような労働に対しては給与が支払われないからです。
質問対応として待機を命じられるなどの明確な指示があれば給与が発生することがほとんどですが、授業前後に生徒から質問を受けるなどの突発的な業務には、「指示ではないから勝手にやったことで、給与の支払いは認められない。」などという理由でタダ働きさせる学習塾は、私が知っているだけでも数多くあります。
また、清掃も雑務としてタダ働きという学習塾が多いでしょうし、プリント作成も必要なことだからやっているのにタダ働きです。
このような給与が発生しないことは業務ではないはずなのに、それを求められ、やることが「当たり前」だと見られていることが腹立たしいのです。

学習塾に限らず、教育業界では、問題集などの問題をコピーしたものをそのまま配布、コピーしたものを切って貼り、それをコピーしてプリントを作成する(「切り張り」と呼ばれています)などの行為が横行しています。
学校では教育上必要なものに関しては著作物使用の制限がかなり緩いのですが、学習塾は著作権者の許可を得なければ著作物を使えないので、そのようにしてコピーや切り張りで作られたプリントのほとんどが著作権法違反です。
そのため、私は上司の指示がなければそのような違法行為を行わないようにしていますし、私の知人には、プリントを作るときは意地でも著作権を守り、どんなに手間がかかっても自分で1から作るという人もいます。
「切り張り」という違法行為によって安易にプリントを大量作成する犯罪者が基準になり、それと同じようなことをしろと、法律を守って苦労しながらプリントを作成する人に要求することが「当たり前」ではいけないと私は思います。

今年最後だろうと思われる記事が、このような不満の羅列のような記事で申し訳ありません。
しかし、それは学習塾の講師、そして1人の労働者として、皆さんに知ってほしいことなのです。
来年は、講師が「物扱い」されている状況が少しでも改善され、生徒や保護者、世間から教育業界が正しく理解されることを期待しています。
……無理でしょうけど!



それでは今回はこれで失礼します。
良いお年を。

ブログを読んで何か感想があれば、ぜひコメントにお書きください。
また、このブログが面白いなと思ったら、ぜひ他の方にもご紹介ください。
宜しくお願いします!

 

この記事へのコメント

スポンサードリンク