ステマ問題

こんばんは、ミュウです。

ようやく期末テスト対策が一段落し、冬期講習や受験に向けての最後の(名ばかり)休息が与えられました。
当然フルタイム勤務+サービス残業で、その後は自宅で仕事ですが。

さて、今回の話題はステマについてです。

ステマとは、ステルスマーケティングの略で、実際は広告なのに、広告とはわからない形で評判を広める手法だそうです。
広告であればどこかから依頼され、場合によっては金銭が発生し、良いことばかりを広めようとするものですが、利用者・視聴者の感想や意見となれば、広告よりも中立性があることから、広告よりも良い評判を広める効果は高いようです。
ですから、依頼や金銭が発生していて良い点ばかりを広告しているはずのものが利用者・視聴者のものとして紹介されていれば、それはその広告を見た人を騙しているということになります。
当然、ステマに対する世間の反応は良くありません。

今までも芸能人がサービスを良いものであると紹介していたが、実際は金銭を受け取っていたとか、SNSでご当地称賛の発信をしていたが、金銭を受け取っていたとか、そのような事例があり、関与していた芸能人は批判されています。
特に大きく話題になったのが、2012年にあったペニーオークション詐欺事件
(以下、「ペニーオークション」を「ペニオク」と略します。)
ペニオクとは、仮想通貨でオークションに参加するもので、入札するごとに手数料が、落札するとその金額が、仮想通貨から支払われるというものだそうです。
この詐欺事件では、出会い系サイト運営者4人が運営していたペニオクサイト「ワールドオークション」で、次のような仕組みで詐欺を行っていたことが判明しているそうです。

・架空の会員を用意し、自動入札によって一般の参加者が入札すると更に入札するようになっていた。
・入札額が1000万円になるまで自動入札が行われていた。
・信憑性を持たせるため、一部の商品は低価格で落札できるようにしていたが、その商品の割合は著しく低かった。(1.2%だったらしい)
・そもそもオークションに出品されていた商品を仕入れていなかった。


つまり、存在しない商品に対してオークションを行い、ほとんどの商品は1000万円出さないと商品が落札できないのでほとんどの入札は無駄になり、入札の手数料だけが運営側に入るという仕組みで詐欺を行っていたのです。

この詐欺オークションでステマをしていたとされる芸能人が、

松金ようこ(業者と熊田曜子、ほしのあきの仲介・斡旋役らしい)
熊田曜子
ほしのあき
綾部祐二
(吉本興業所属コンビ「ピース」の1人)
小森純
東原亜希
永井大
菜々緒


です。
紹介料を受け取ったり、落札していないのに落札したと偽ったりしたことが発覚した芸能人もいれば、紹介しただけだと言い訳する芸能人もいるようです。
(実際は、「紹介しただけ」ではなく「とりあえず見て」と明確に誘導していたそうなので、私は他の芸能人と同じように見ています。)

このような詐欺事件もあってか、ステマは発覚すれば非常に印象が悪いものですが、そのステマを最近、あのディズニーがやったと批判されています。
その内容はというと、アナと雪の女王2の映画が公開され、その感想を7人の漫画家がSNSで公開したというもの。
前作の評判が良かったので、好意的な反応をしても不思議ではないのですが、その感想の公開日時がほぼ同時であることから、ステマが疑われました。
ディズニー側は、依頼したことを認めた上で、PRの記載をしてもらうつもりだったが、伝達ミスでその表記がされなかったと釈明しています。
しかし、私はそんな言い訳は信用しません。
依頼してPR漫画を公開するのであれば、通常は公開前にネタバレなどのチェックが入るはずですし、万が一チェックがなかったとしても、公開直後に問題がないかネット上でチェックするものでしょう。
ステマが疑われるまで公開された漫画が削除されることはなかったようですし、ディズニーほどの企業が、このような作業を怠るとは思えません。
この釈明は後付けか、ステマであることがばれたときのために予め用意しておいたものだと私は思います。

さて、このステマですが、学習塾業界でも当たり前のように行われていることをご存じでしょうか?
その最たる例は、体験記口コミです。
以前の記事「不当表示による消費者騙し」にも書いたように、生徒の体験記を掲載している学習塾では、予め生徒に掲載されたら謝礼が支払われることを告知しているところが多いです。
ですから、生徒はその謝礼欲しさに塾に対して良いことばかり書きますし、誇張もします。
私自身も、まだ塾業界の闇なんか知らない子どもの頃、塾に通っていたときは、謝礼ありの告知を受けて、気に入られるようなことばかりを体験記に書きました。
また、口コミもそうで、とある仕事斡旋サイトでは、
「受験生の親になりきって」
「ネガティブな内容はNG」

などという条件付きで、ネット上で塾に通ってもいない人に学習塾の口コミ作成を依頼しているものもありました。
当然OKが出れば謝礼があります。

このような体験記や口コミは、謝礼目的サービスを良く見せようという意図の下に書かれるものであり、その体験記や口コミを見る人にはそのような意図を知らせていないので、紛れもなくステマでしょう。
そして、このステマはずっと前から当たり前のように行われてきており、大した批判を受けることなく続いています。
芸能人やディズニーとは認知の広さが違いますが、このような学習塾業界のステマ行為も厳しく批判されるべきだと思いますし、そのような生徒や保護者を騙す行為をしている学習塾を選ぶべきではないと私は思います。



それでは今回はこれで失礼します。

ブログを読んで何か感想があれば、ぜひコメントにお書きください。
また、このブログが面白いなと思ったら、ぜひ他の方にもご紹介ください。
宜しくお願いします!

 

この記事へのコメント

スポンサードリンク