卑劣な印象操作

こんばんは、ミュウです。

忙しいのですが……本来なら一刻も早く寝たいのですが……
あまりにも腹が立ったことがあるので書きます。

前回、について書きました。
その後、様々な情報や意見・批判が出てきていますが、吉本興業を擁護し、吉本興業を批判する芸人を批判する人が出てきています。
私は、その批判に腹が立っているのです。

吉本興業を批判する芸人を批判する人々は、
「文句があるなら辞めろ」
「SNSで隠れて批判するなら直接言え」

などという、批判に対する批判や、
「自分は給料をこんなに貰っている。吉本興業:芸人が9:1だなんて嘘だ。」
「才能がない奴は1円でも仕方ない」

などという主張する芸人もいます。
更に、
「今回の問題は宮迫が嘘をついたことが問題。吉本の問題を大きくして宮迫の問題を有耶無耶にしようとしているのではないか。」
などという責任転嫁論や、
「吉本の身内の問題は吉本内でやれ」
などという批判もあります。

しかし、これらのコメントがいかに的外れで非常識かは、きちんと問題を認識している人にはわかるでしょう。

文句があるなら辞めろ?
不当な扱いを受けた事実を批判しているのに、「辞めれば不当な扱いを受けずに済むんだから辞めないお前が悪い」とすり替えようとするなんて卑怯ですね。
それに、不当な扱いを受けたのですから、それに対して声を上げるのは何も間違っていません。
声を上げたことに対してこのように言うのは、自分たちの間違った行いを直そうとしない、人を使い捨ての駒のように扱うブラック企業の特徴です。
「お前が辞めても代わりはいるんだから、嫌なら辞めろ。」ということなのですから。
ましてや労基法やパワハラなどの点で違法行為である可能性が高い今回の問題で、会社の愚行を棚に上げ、被害者に吐き捨てるようにこのようなことを言うのは、前回の記事でも書いたように、自分は良い思いをしているから変わってほしくないというだけのことでしょう。
自分の都合で会社の違法行為や他人の不当な扱いを批判させない人間も、会社の違法行為に加担していると言えるのではないでしょうか。

直接言え?
直接懇願した結果、クビをチラつかせるようなパワハラ上層部に、直接言って何になるのでしょうか?
吉本興業のような大企業に、力のない一芸人が意見したところで黙殺され、場合によっては造反者としてさらに不当な扱いを受けるのは目に見えているでしょう。
だからこそ、SNSで世論を味方に付けるのは賢いやり方です。
ブラック企業にとっては迷惑でしょうが。

自分が貰っているから嘘?
このようなブラック企業では、会社にとって都合の良い一部の人を優遇し、その他を酷く扱うものです。
そして、酷く扱われた人々が声を上げると、優遇されていた一部が「自分はこうだから会社は悪くない」と擁護に回ることで、
「会社は悪くない」
「一部の人間が騒いでいるだけ」
という印象を与えることができます。
今回の吉本興業擁護も、その典型的な例でしょう。
そうやってブラック企業は、自分たちに従う人間を味方に付け、万が一不当に扱っている人が声を上げたときのために逃げ道を作っているのです。
しかし、一部の芸人が待遇の良さをアピールしても、不当な扱いを受ける芸人が存在する時点でアウトなのです。

才能がないから1円でも仕方ない?
最低賃金というのは、全労働者が受け取れる最低限の賃金です。
口頭でも「契約した」と言っているのですし、吉本興業を通して仕事を引き受け、吉本興業からギャラを受け取っているのですから、芸人が仕事をした以上、吉本興業は最低賃金以上のギャラを芸人に配分しなければなりません。
どんなに才能がなくても、どんなにやりがいがあってお金では測れない価値があっても、最低賃金以上の賃金を支払うのは事業者の義務なのです。
それに、最低賃金でさえも支払うだけの才能がないというのであれば、契約解除すれば良いだけの話なのです。
「才能がないから最低賃金を守らなくて良い」ということはあり得ません。

宮迫の問題を有耶無耶にする?
そもそも宮迫氏の問題と吉本興業の問題は別物なのです。
吉本興業の問題を取り上げたところで宮迫氏の問題はなくなりませんし、別の話題として追求していくべきことです。
吉本興業の問題の話題で宮迫氏の問題を持ち出すことこそ、宮迫氏の問題で吉本興業の問題を有耶無耶にしようとしているのでしょう。

吉本内でやれ?
吉本興業がやっているのは、労働者と労働に関する契約を結んでいない、労働者に不当な賃金しか支払っていない、パワハラをしているなど、違法行為の可能性が高いのです。
悪いことをしている人・企業は徹底的に追及し、世間から批判を浴びせなければいけないと思いますし、世間が
「あの人・会社はあんなに酷いことをしているんだ」などという認識を持ち、きちんと改善したか監視しなければなりません。

身内だけでやってきたからこのような問題が起こっているのでいるのであり、身内だけでは変わらないのです。
身内だけで変えられるのであれば、今こんな問題になっていないのです。
このようなことを言っている人は、吉本興業の悪い話題から世間の目をそらしたいということで、吉本興業の指示、あるいは吉本興業に忖度しているだけではないでしょうか。


この問題を解決するには、芸人が吉本興業の酷い扱いを我慢するか、大多数の芸人が反旗を翻して吉本興業を辞め、吉本興業の運営が続けられなくなるようなダメージを与えるかのどちらかしかないのかもしれません。
中途半端な規模で芸人が吉本興業を辞めてしまえば、吉本興業は残った芸人を使って、辞めた芸人を潰しにかかるでしょう。
ジャニーズ事務所が公正取引委員会から注意を受けたように、社会では辞めた者への圧力は当たり前のようにあるのですし。
そうやってまた吉本興業が幅を利かせていき、問題が起こる前と何ら変わらない姿になってしまうでしょう。


さて、私がここまで腹を立てているのは、教育業界でも同じようなことが行われ、私も被害に遭ってきたからです。

直接言え?
直接言ったら何も問題解決せずにパワハラが酷くなりましたが?

給料は良いから問題ない?
現場でボロボロになって働く講師の何倍もの給料を貰っている、大して働かない管理職が言っても何の説得力もありませんが?

給料が安いのはその程度の価値しかない?
管理職とは比べ物にならないほど働き、身を削っているのに?
管理職の授業と同じ授業料を生徒保護者から取っているのに?
管理職の授業よりもわかりやすいという評判もかなり多くあり、管理職が授業担当から外れると「あの人の授業わからないから良かった」などと言って生徒が喜んでいるのに?

私はそんな不当な扱いを受けてここまで働いてきたのです。
今回の吉本興業の問題に感情移入しないわけにはいきません。

ただし、「文句があるなら辞めろ」などとは言われませんでした。
人手不足の教育業界では、講師に辞められたら授業自体がやりくりできなくなってしまうため、逆に退職させないようにパワハラを加えるのが教育業界なのです。

そして、もし「身内でやれ」などと言われたら、私は
「生徒や保護者は塾の悪質行為を知ろうと思わないんですか?」
「子どもたちが質の悪い教育を受けさせられているのに、企業が揉み消している事実を知ろうともしないのですか?」
「犯罪者に子どもを預けることになるかもしれないのに、徹底的に追求して真実を明らかにしなくて良いのですか?」

と怒るでしょう。


不当な扱いを受けている芸人や吉本興業を良くしようとしている芸人と、吉本興業や優遇されている芸人の批判合戦ではなく、しかるべき機関が法律に則った厳しい対応をしないと、今の泥沼状態は何も変わらないでしょう。
一刻も早くこの問題が解決し、労働者が安心して働ける状態になってほしいです。



あぁ……こんな時間まで書いてしまった……
明日、いや、今日が大変です……

それでは今回はこれで失礼します。

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