宿題代行業者の出現

みなさんおはようございます、ミュウです。

珍しく午前中に投稿できると思いますが、単に仕事の徹夜明けです。
何も健康的ではありません。


さて、今回の話題は宿題代行業者についてです。
宿題代行業者とは、その名のとおり、子どもたちの宿題を代わりにやってくれる業者です。
代金さえ払えば、夏休みの読書感想文や自由研究、ドリルなども1ページから代行し、筆跡まで真似て記述式の宿題も行う業者があるようです。
相場は数千円~数万円というものが多いようなので、親が代金を支払って子どもの宿題を代行してもらうということが多いようなのですが、小中学生がお年玉などを注ぎ込んで、高校生ともなれば、アルバイトをして自分で代金を支払って宿題を頼むこともできるかもしれません。
業者に頼む動機も様々で、
「お金さえ払えば楽ができるから」
「提出日間近になって子どもが手伝ってくれと泣きついてきたから」
「受験勉強があるので宿題は時間の無駄」
「読書感想文や工作で賞を取って受験などで良い印象を与えるため」

などというものがあるようです。

しかし、そもそも宿題は何のために出されるのかを考えたことはありますか?
宿題は時と場合によって様々な意味を持ちます。
通常の授業で出される宿題は、授業の復習による知識の定着や家庭学習の習慣化など、高校ともなれば、予習や授業内容の補完などの意味もあります。
長期休暇の宿題は、休暇中の定期的な学習と復習による弱点の克服や、計画を立てる経験をするなどです。
また、時と場合によらず、問題演習量の確保という側面もあります。
このように、どんな目的であっても、宿題は子どもの学習にとって必要不可欠なものです。
ここまで書けば、宿題を業者に代行させるということが、子どもたちのためにならないということはおわかりかと思います。
しかし、子どもたちはこのような宿題の意味まで深く考えて宿題をやっているわけではないと思いますし、勉強を好きでしているという子はそれほど多くはないと思います。
ですから、できることなら宿題はやりたくないという子は少なくないはずです。
宿題代行業者は、教育的配慮を無視し、「楽をしたい」と思う子どもたちの本心に付け込んで事業を行っているのです。

親が業者にお金を支払うケースでは、悪いことだと認識している親も非常に多いです。
それでも業者を利用する理由で最も多いのは、子どもが可愛いからです。
「子どもが自分(親)を頼ってきたけど、自分(親)には手伝えないから。」
「提出期限に間に合わず、子どもが先生に怒られてしまうから。」
「子どもが長期休暇で楽しく遊んでほしいから。」
「受験勉強があるから。」

しかし、これらは曲がった愛情です。
本当に子どものためを思うなら、宿題は自分でやらせるべきです。
手伝ってと頼まれたら、「宿題は自分でやらないと意味がない」と言って手伝うべきではありません。
期限に間に合わないとなったら、「きちんと計画しなかった自分が悪い」と、改善するように自覚・反省・後悔させるべきです。
受験勉強のために学校教育を蔑ろにすべきではありません。

子どもたちが可愛いと思うなら、子どもたちのためを思って、このような大人としての対応をすべきです。
子どもたちを甘やかすのは、ただの親の自己満足でしかありません。

近年、子どもたちに厳しい態度を取れる親が非常に少なくなってしまいました。
他人が悪いことをした自分の子どもに注意してくれているのに、子どもを庇って、その注意している人に激怒するような親もいます。
そして、自分の子に甘く、注意するだけでも敏感に反応する家庭も増えたことから、教育現場でも指導が甘くなっている傾向があります。
できるだけ問題事を起こしたくない学校は、どんなに子どもが悪いことをしても、当たり障りのないような注意、または説得のような話で事を収めることも多く、学習塾では、教育的な必要性よりも、お客さんである生徒と保護者の機嫌を損ねないような指導を心がけます。

このような状態になってしまった子どもを取り巻く教育環境。
私は危機的状況だと思っています。
学校や学習塾だけでなく、生徒や保護者の意識も変わらなければ、利益を重視して非教育的なことをする業者・学習塾・学校はなくならないと思います。



それでは今回はこれで失礼します。

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