張本氏の引退勧告

こんばんは、ミュウです。

今日は仕事でミスがあって傷心中です。
大小はあれど、失敗があると、「この仕事は自分に向いていない」「この仕事を辞めた方が良い」と思うほどに落ち込むこともあります。
どれだけ長くやっていても、自分が理想とする授業や生徒・保護者対応は難しいものだと割り切るようにしているのですが、そう簡単にはいかないのです……


さて、今回の話題は権力についてです。

日曜日の朝にやっている番組のスポーツコーナーで、張本氏が「喝!!」「あっぱれ!!」と言って批評をしています。
その張本氏が2015年の番組中に、当時48歳でもなおJ2のクラブでプレーし続ける三浦知良選手(通称「カズ」)の最年長ゴール記録更新のニュースで、
「もうお辞めなさい」
「若い選手に席を譲ってやれ」

などという引退勧告とも取れる発言や、
「J2は野球で言うと2軍」
などというJ2侮辱の発言をして批判されました。
(サッカーのJ2と野球の2軍は全く違います)

しかし、J2ではあっても試合に出場していることからも、(クラブ経営への貢献なども含めて)チームには必要な存在とされているのでしょうし、「カズ」という選手を見に来ている観客も多く、カズが出場したときには敵味方問わず拍手で迎える光景があるそうです。
ここまで必要とされ、ファンに受け入れられている選手に引退勧告をすれば、批判をされるのは当然のことでしょう。
しかも、張本氏は元野球選手で、これまでも他競技のことに関してのコメントが的外れだということで批判を受けることがよくあったそうです。
私もこの番組を時々見ていましたが、張本氏の発言はあくまで張本氏の見方や持論です。
それだけならば特に問題はないと思うのですが、それが正しいこと、従うべきことのように話していて、聞くに堪えないと思うような発言をしていると感じることもあります。
例えそれが野球のことであってもです。

張本氏といえば数々の記録を持つ偉大なプロ野球OBであり、かなりの重鎮で発言権を持っています。
しかし、いくら偉大だといっても、何を言っても良いというわけではありません。
過去にも張本氏は、自らの持論と違う意見を言う出演者を降板させたという噂があったりと、重鎮として丁重に扱われ、思うがままに発言をしてきた方だそうです。
そして、テレビ局側も張本氏の意向を受け入れ、わがままを通してきたそうです。
この引退勧告などに対する批判に関しても、張本氏の公式な謝罪はありませんでした。
ですから、今後張本氏が謝罪することはないでしょうし、テレビ局側も謝罪するよう働きかけることはないと思います。

ただ、このような問題はスポーツ界・野球界に限ったことではありません。
以前のコラム「大企業の慢心」でも書きましたが、
会社内で一部の人間が絶対的権力を持ち、鶴の一声で会社のことを全て決定してしまう。
それが正しいことであるかのように扱われ、全員がそれに従う。
その決定に意見や反論があっても、それを言うことすら許されず、従わなければ圧力をかけられてクビになる。

このようなことは、日本の会社では昔から行われていましたし、規模が大きい会社ほど、古い風潮が残る会社ほど、このような理不尽な風潮になる傾向があります。
時には、権力者が自らの地位やプライドを守るために、
悪い結果が出たときには、本来責任のない部下に責任を押し付ける。
プライドを大事にし、謝罪をするのはどうやっても言い逃れができなくなったときだけ。

ということも珍しくありません。

私は、日本人は忠誠心が高い民族だと思います。
このような、理不尽であっても会社の方針に黙って従う風潮も、この表れなのだと思います。
しかし、この会社への忠誠は、団結という点ではメリットとなっても、組織をより良い方向へ向かわせるという点では致命的なデメリットとなります。

では、学習塾ではどうでしょうか。
もし、皆さんが通う、あるいは皆さんのお子さんが通う学習塾で、
従業員がより良い教育をするということよりも塾への忠誠を優先し、塾の言いなりになっていたら。
塾全体の方針なのに、現場で子どもたちに接している講師がその方針の批判をしていたら。
塾の方針を批判していた講師がどんどんいなくなっていたら。

この塾は良い塾だと言えるでしょうか。
私は、このような塾が良い塾だとは思えません。
それは権力によって押さえつけられ、組織がより良い方向に向かおうとしていない証拠だと思います。
(実は、私のよく知る評判の良い大手学習塾でこのようなことが行われているのですが……)

これから学習塾を選ぼうとしている方は、実績や知名度なども大事かもしれませんが、教室・校舎で働く従業員がどれだけ発言権を持っていて、どれだけのびのびと働けているかを見るのも、その学習塾の良し悪しを判断する材料になると思います。
ぜひ気をつけてみてください。



それでは今回はこれで失礼します。

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