間違いの多い言葉【ない】
こんばんは、ミュウです。
インフルエンザが流行ってきていますね。
私の周りでも、というか生徒の間で、「学校でインフルエンザが流行っている」という情報をよく耳にするようになりました。
受験生にとってインフルエンザは大敵ですが、我々講師が感染源になってはいけません。
受験生でない生徒から感染してしまうという不可抗力はありますが、厳重に予防はしています。
とはいえ、激務で常に体調不良の状態で抵抗力が落ちているので、戦々恐々です。
さて、今回は受験近くということもあり、間違いの多い言葉です。
「ない」という言葉ですが、国語の文法上、よく出てくる「ない」が2種類あります。
それは、形容詞の「ない」と助動詞の「ない」です。
(他にも、「切ない」などのように、形容詞の一部になっている「ない」も出題されますが、今回は省略します。)
国語の文法でも識別として問題に出されるものですが、ざっくり判断するなら、
「ない」を「ぬ」の変えても意味が通じるものは否定の助動詞
(例)
・行かない → 行かぬ
・~しない → ~せぬ(「~する」+ない)
・「存在しない」という意味の「ない」
・形容詞などの後ろについて前の意味を打ち消す「ない」(「ぬ」に変えられない)
は形容詞(補助形容詞)
(例)
・紙がない → 「紙が存在しない」という意味なので形容詞
・速くない → 「速い」という形容詞を否定する(「ぬ」に変えられない)ので(補助)形容詞
さて、ここでは「な…