我慢できない子どもたち
こんばんは、ミュウです。
寒くなってきて、風邪が流行り始める時期です。
学習塾では風邪はかなり気を遣いますが、子どもはこの時期でも無神経です。
風邪をひくとどうなるかくらい、風邪をひいた経験のある人ならわかりそうなものですが……
さて、今回の話題は我慢です。
以前わがままについてはこちらの記事でも書きましたが、今回はもっと広く、生活指導全般やその子の性格などまで含む話になります。
昔と今の子どもを比べると、今の子どもはストレスに対する耐性が非常に低いと感じます。
例えば、宿題をしなければならない状況で、「携帯電話をいじりたい」「テレビが見たい」などという私欲があった場合、昔の子どもは嫌々ながらも私欲を我慢して宿題をするのが普通でした。
しかし今の子どもの中には、宿題よりも私欲を優先し、宿題をやらずに学校や塾に行くことに全く抵抗がないという感覚を持つ子が少なくありません。
また、そこまででなくても、宿題を後回しにして私欲を満たし、ギリギリになって慌てて宿題に手を付け、結局最後まで終わらなかったり、答えを写すなどの「ずる」をしたりという子は結構多くいます。
そして、勉強以外でも私欲を優先する子どもたちの行動が目につくことが多くなりました。
学習塾の中での行動で例を挙げると、塾の静かにしなければならない場所で騒いでいたり、塾の携帯電話の使用を禁止されている場所で携帯電話を弄っていたり、という姿です。
つまり、「したいことを我慢する」というストレスから逃げているのです。…